0917_軽井沢へ
0919_朝霧経由で帰路につく



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2010/09/18  佐久〜野辺山〜清里〜昇仙狭〜山中湖  【 群馬県〜山梨県 】
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 気温は18度 風が心地よい。 9時30分 北軽井沢を出発。

R141 佐久市を通る。

四方を山に囲まれ
山頂には雲がかかっています。
田畑の色合いがいい感じ



 野辺山
 R141
 野辺山を走っていると
 交差点で 『 曲がろう 』 と思う
 何かを感じ 曲がってみる。
 
 ほぉ〜ら いい感じ〜

 トラクター注意の看板もあり
 トラクターの後部には
 収穫された キャベツ?の箱詰が
 沢山積まれ出荷場にへと
 運んでいました。



 萌木の村
 清里に入り 道沿いにある 
 萌木の村に チョトだけ寄ってみる。
 随分前に来た時は 沢山あるお店の間も
 土の道で 雨がふっても歩ける様に 
 長い板を渡った様な 記憶があります・・・
 
     ・・・随分まえの オ・ハ・ナ・シ



 甲府

 いい天気ですが 暑い。  気温28度。





 御岳 昇仙狭

 有料駐車場をさけて 市営の駐車場に停めると
 タクシーの運転手さんが笑顔で寄ってくる。
 
 「タクシーどうですか?歩いての往復だと 3時間は かかりますよ〜」

 3時間は マユツバにしろ 2時間はかかるかも?

 「いくらくらいです?」
 「2700円を 2300円にします。」 との事。

 タクシーで上に行き 歩いて下ってくる事にする。

 無料駐車場に巣くう タクシーの戦略に乗ってしまった。(笑)
 結局 2700円と言うのは
 タクシーを降りて記念写真を撮って
 ゆっくり行くと 2700円くらいで
 降りなくていいです と断って
 駐車場まで行くと
 ほぼ2300円くらいでありました。(笑)

降りてくるにも結構な距離と時間がかかり タクシー乗って正解だったかも (^^)
 



 山中湖  ペンション モーツァルト
 17時 山中湖に到着。
 甲府と違い断然涼しい。

 雲でいっぱいの
 山中湖の湖畔より少し入る
  いい感じのペンションです。

 個性的な扉の玄関から
 「こんにちは〜」と声をかける。

 「はい。どうぞ〜いらっしゃいませ〜」と 
 見た感じ学者風のオーナーに迎えられる

 お1人でしたか?と 確認される。 ・・・ん??

 ちょうど チェックインが 重なっている様で 
 部屋までの案内に時間がかかりそうである。

 アイスコーヒー頂きながら 道中の話を質問される。
 忙しくても きちんとお客さんと話をする。と言う人柄が感じられます。

 しばし待ちながら、
 リビングに絶妙な感じに並べられているグッズを見ていると
 常連さんに 『こちらのソファーにいかがですか?』 と声をかけて頂く。
 『ありがとう ございます。ここにあるグッズがスゴスギテ 目が離せません〜』 と見てまわる。
 常連さんを見ていても オーナーの人柄がわかる様な気がする。

 色んな分野の沢山の本、ラジオメータ や 砂漠のバラ、色んなパターンの万華鏡、
 見た事の無いような大きさの大型スピーカ用の真空管アンプ 
 大きな3色ランプで投影する 大型プロジェクター などなど 宝の山です。

 部屋に案内される。
 オーナーが
 「部屋にはなにもないんですよ〜TVもありませんから 是非リビングでおくつろぎ下さい。」といわれる

 部屋で荷物を整理し、くつろいでいるとバイクで高速を走った後でもあり
 ちょとした耳鳴りが楽しめるくらいの静かな部屋でありました。
 たまにはTVも音楽もつけない時間を楽しむのもよいですね(^^)

 まずは〜お風呂〜と準備をしていると カギをもらうのを忘れた事に気づく
 リビングへカギをもらいに行くと オーナーが「すいません あの部屋は 昨夜のお客さんがもって帰ってしまって・・・」って
 「貴重品はお預かりしますので すいませんが・・」といわれるが お客さんの雰囲気から全然問題ありません ノープロブレム(^^) 
 そこにも オーナーの人柄が 湧き出ていて なぜだか 学者タイプのオーナーに癒されます。 (^^)

 温泉だったのかな?

 お風呂から上がると 汗がなかなか引きません
 蚊にさされる事を覚悟しながら 屋外に涼みにいく。 
 寒さのせいか? 蚊、全然いませんね〜
 オーナー曰く 山中湖は火山灰が堆積して出来ていますので 雨が降っても地下へ流れます。
 なので水溜りができず 蚊がいないとの事。ついでにゴキちゃんも 気圧の関係でいないとか・・・



 夕食は7時
 フランスの5つ☆シェッフの
 友人からレシピを送ってもらって
 作っているとの事ですが

 声が出そうになるくらい

 「おいしぃ〜〜〜!!!」
 ワインを頼むが 出てくるまでに 少々時間がかかります。
 なにしろ 料理を出すのは オーナー1人。

 少し待つ、それが またいいんです。(^^)
 
 いつも飲んでいる チリ産の安いワインと違い
 喉を過ぎてからの香りがいい感じ
 美味しいワインでしたので もう1本飲んでしまいます。
 このワインは国産だけのぶどうだけで作るので
 本数はあまり出ていないとの事。

 食事が終わる頃に オーナーが
 子供連れのお客さんもいましたので こんな話をしてくださいました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 お母さん方にお願いです。夕方散歩に行った時に 
 1番星の明星(金星)を見つける競争を是非してください。
 子供の方が目がいいので 子供が先に見つける事でしょう。
 明星は始めは小さな光ですが どんどん明るくなりなり 
 星の中で1番あかるくなり まぶしいくらいの光になります。
 お母さんと 星を見つける競争をして勝った記憶が
 子供の記憶に残ります。そうゆう時間を是非共有して下さい。
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 1番星って 金星だったんですね 僕も この話聞いてたら〜
 今は大学生の 貴乃花やお姉ちゃんと もっと上品で楽しい時間が過ごせたんだろうなぁ〜(^^)

 ちなみに 娘と共有の話題は タンボ道の中にある 給水塔に登らないようにと
 あそこの中には お化けがいるので登っちゃ〜ダメだよ〜と話している時に
 カエル?が グェグェ と 鳴いて ビックリして(@@;)目をパチクリしている娘に
 わざと びびった顔をして 『パパ怖いから〜逃げる〜』 と走って行くと
 『パパ〜まってぇ〜!(TT)』 と泣きそうな顔で 走ってきたので 
 『ウソだよ〜』 『も〜!』 と 二人で笑った 記憶の共有

 まぁ〜それは それで楽し事なんですけどね〜(^^)


 オーナの話は続く。
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 今年の12月21日は 皆既月食があり
 全てがおおいかぶさった時に黒くなる事を想像しますが
 真っ赤な月にになりますので 是非見ておきましょう。
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 食事が終わって 片付けている時に
 オーナーに
 『赤くなる月は地球の大気圏がプリズムの役目をするからですか?』 と質問する

 『大気圏の中にある水蒸気の球粒の中を通る時に 赤い光は波長が長いのでそこを通り
 青い色は波長が短いので水蒸気を通りません。なので月が赤く見えるんです』 との事。

 青い光は短い波長・・・
 あ!たしかブルーレイの構造の説明で書いてあった記憶あり
 知識がつながるって楽しい(^^)


 オーナーに ご友人の本を勧められた。

 NASAが打ち上げたボイジャーに載せた
 金色のCD?をプロデュースした方の様である
 読んでいると常連さんが
 『佐治さんはここでも講演されて面白い方でしたよ』 って
 文面のとても柔らかい本でした。
 子供達に 
 オーナーが話しかけています。

 子供達を引き付ける
 子供達が引き付けられれば
 当然 親御さんも グイグイ (^^)


 他のお客さんが部屋に一時、引揚げると
 オーナーがなにやら 電話でサポートを受けています。
 どうやら VISTA PCで ブルー画面が出たようです。
 通常のデータは外付けのHDに保存されている様ですが
 3日間の予約状況のメールが本体にあり中身が見れないか?みたいです。

 さすがにすぐに 見れるように〜とはいきませんので
 今後は YAHOOなどの メールを使いPCでメールを見て
 YAHOO側のサーバーにメールを残す設定にしておけば
 もしかのトラブルにも対応できますよ〜とアドバイス。

 どうりで チェックインの時に 何名ですか?と問われたわけですね

その後 PCの話や 旅の話などしていただいて楽しい時間となりました。

オーナは
エジプトの砂漠を2ケ月くらい ラクダに乗ってキャラバンと一緒に旅をされたそうです
キャバンの長老達は砂漠での方向を確認する時に 昼間に100mくらい深い井戸の水面に映った
星を見て今どこにいるのかをしっかり把握し、正午の太陽の影から方角をチェック
次のオアシスに進む方向をしめすとの事。冬旅をする場合には夏の星座が昼間に出ているので
その正座のすべての位置関係が頭に入っているようです。
また砂漠の民は普段から水を飲まないそうで、ラクダの乳を飲むそうです。
水はすぐに体に吸収され汗となり出るが乳は消化されてから汗になる
そのタイムラグも生きる上で大切な事のようです。
2ケ月も砂漠を旅をすると ラクダの背にうつる自分の影にも入りたくなるとか・・・

スキューバされていた様で 昔は器具の精度も悪く水のきれいな海では
思ったよりも深くもぐってしまい 30〜40m付近(危険な区域)では
口から出した気泡が気圧で泡にならず 上下の方向がわからなくなり
手足はしびれ あ〜これで終わりかな?みたいな経験を何度かされたみたいです。

そうゆう経験が価値観をつくり 人を魅了する独特の雰囲気であったり
やさしい言葉使いであったり 子供をひきつけたりするのでしょう。

 10時半ごろ?
 雲が晴れてきましたよ〜と 声がかかる。

 木星の周りを 針でつっついた様な
 小さなキラキラした4つの衛星が・・・
 と、オーナの説明を聞きながら 望遠鏡を覗く。
 本当だ!キラキラ光る小さな衛星まで ちゃんと見えてとてもきれいでありました。




 朝です。
 早起きして 散歩&読書


 朝ごはんは AM8時から
 美味しい 朝ごはんに
 パンをおかわり(^^)

 チェックアウトの時の様子を見ていると
 オーナーがお客さんに 今日の予定を聞き 丁寧にアドバイスをしています。
 そのアドバイスを聞きながら 本を見ながらゆっくりとした時間を過ごす。

 結局 チェックアウトは 最後になりましたが その待ち時間も 僕の貴重な財産となりました。



 会社の保養所に泊まるつもりが油断して
 満員になってしまい泊まれなくなったので
 YAHOOで検索して偶然みつけた
 個性的なペンション モーツァルト

 後ろ髪を ぐいぐい 引かれながら〜の出発でありました。



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